修学旅行★幼なじみと甘いキス

「……」


どうしよう。

どうすればいいんだろう…。


きっとクラスのほとんどは、好きな人同士で班を組みたいって思ってる。


でもそうしたら、わたしみたいに余ってしまう人だって、もしかしたら居るかもしれない。


それに意見を言わないで黙ってる人の中にも
本当は口にしないだけで、きっとそれぞれ思ってることはあると思う…。


――結局、何を選んでも傷つく人は絶対いるんだ…。


先生は、全員が納得した形で決めるようにって、そう言ってた。


でもじゃあこういう時、実行委員であるわたしはどうすればいいの?

何が正しいかも分からないのに

どうすればみんなが一番納得した形で済むかなんて、分かるわけないよ…。



「…クジ引きでいんじゃねーの」



すっかり自信をなくして、その場でうつむいていた時

とつぜん隣から声がした。