修学旅行★幼なじみと甘いキス

「それに、そっちの方がきっとみんな楽しめると思うし」


そう言って

女の子らしくキレイに巻かれた髪を指でさわりながら

三浦さんは一瞬、翔がいる方をチラッと見た気がした。


そのとき、思わずわたしの胸がドクンと音を立てる。


……え?


「…高橋さん?」


そんな自分にビックリして、横にいる翔の顔をとっさに見ようとしたら、ちょうど同じタイミングで三浦さんに名前を呼ばれ

わたしは慌てて前を向き直す。


「あ!え、えっと、それじゃあ…」


三浦さんの言うとおり

や、やっぱり好きな人同士で決めた方がいいのかな…。


内心、心に迷いは感じながらも

それでもなんとなくその場の流れで、三浦さんの意見に決めてしまいそうになったその時


今までの一部始終を後ろから見ていた先生が、突然ガタッ!とイスから立ち上がった。