「――い、今から修学旅行の班を決めたいと思います。
な、何か意見のある人はいますか?」
シーン…
勇気を出してみんなに呼びかけるものの、なかなか反応してくれる人はいない。
教室内を見渡せば、どことなく不自然にうつむいている人、目をそらしている人。
中には自分には関係ないと言った顔で、ケータイやアイポッドをいじり出す人もいて。
困ったわたしは
とっさに助けを求めようと、隣に視線を向ける。
「……」
だけど同じ実行委員であるはずの
これから一ヶ月間、一緒に協力して修学旅行をまとめていくはずの…幼なじみの翔は
初めからわたしと協力するつもりなんて無かったのか
まるで他人ごとのように黒板の壁に寄りかかったままポケットに手を突っ込み、黙っていた。
な、何か意見のある人はいますか?」
シーン…
勇気を出してみんなに呼びかけるものの、なかなか反応してくれる人はいない。
教室内を見渡せば、どことなく不自然にうつむいている人、目をそらしている人。
中には自分には関係ないと言った顔で、ケータイやアイポッドをいじり出す人もいて。
困ったわたしは
とっさに助けを求めようと、隣に視線を向ける。
「……」
だけど同じ実行委員であるはずの
これから一ヶ月間、一緒に協力して修学旅行をまとめていくはずの…幼なじみの翔は
初めからわたしと協力するつもりなんて無かったのか
まるで他人ごとのように黒板の壁に寄りかかったままポケットに手を突っ込み、黙っていた。



