そんな翔の態度に
わたしは一人あっけにとられたまま、ポカンと立ち尽くす。
…え?い、いきなりなに…?
まさか、後ろ乗れってこと…?
「…なんで?」
「は?」
「だってわたし、翔に待っててなんて頼んでない」
そんな言葉がつい、わたしの口を突いて出ると、翔はとたんに顔をムスッとさせた。
「…やっぱお前、むかつく」
「えっ…?」
「またいきなりぶっ倒れでもされたらメンドくせーから。俺が乗せてってやるっつってんの」
思ってもみなかった翔の言葉に、わたしの心臓がドキッとする。
動揺して、パッと顔をそらすものの
それでも翔はジッとこっちを見てきて…。
「……」
本当のところは何も言わないけど
まっすぐこっちを見つめてそらさない翔の瞳に、だんだん自分の顔が赤くなる。
いたたまれなくなり、もう一度翔の方へ目を向けると
そのとき見た翔が、
貧血で立てなくなったわたしを背負い、
保健室まで連れて行ってくれた、あの時と重なって見えて
「!」
…あ
も、もしかして翔
わたしの体、心配して…?
それで今まで待ってたの…――?
わたしは一人あっけにとられたまま、ポカンと立ち尽くす。
…え?い、いきなりなに…?
まさか、後ろ乗れってこと…?
「…なんで?」
「は?」
「だってわたし、翔に待っててなんて頼んでない」
そんな言葉がつい、わたしの口を突いて出ると、翔はとたんに顔をムスッとさせた。
「…やっぱお前、むかつく」
「えっ…?」
「またいきなりぶっ倒れでもされたらメンドくせーから。俺が乗せてってやるっつってんの」
思ってもみなかった翔の言葉に、わたしの心臓がドキッとする。
動揺して、パッと顔をそらすものの
それでも翔はジッとこっちを見てきて…。
「……」
本当のところは何も言わないけど
まっすぐこっちを見つめてそらさない翔の瞳に、だんだん自分の顔が赤くなる。
いたたまれなくなり、もう一度翔の方へ目を向けると
そのとき見た翔が、
貧血で立てなくなったわたしを背負い、
保健室まで連れて行ってくれた、あの時と重なって見えて
「!」
…あ
も、もしかして翔
わたしの体、心配して…?
それで今まで待ってたの…――?



