「…っ!?」
「別に、うまくなんか出来なくたっていーし…。
つーかそもそも逆に経験あるっつう方がイヤなんだけど」
「……」
「しらねーよ?マジで。止まんなくなっても」
そういう翔もガマンの限界なのか
今にも余裕のないような、切らした声をしてる。
そんな翔を前に、わたしはまた自分の顔がカァッ…と赤くなるのを感じながら、
こらえきれず自分もとっさにギュウッ…とその背中に抱きつくと、精一杯うなずいた。
「っ、うん…っ」
それでもいい。
今はただ翔と、一緒になりたい…――
「――…んっ、」
天井の明かりもほとんど消して
ほんのり薄暗い部屋の中
ベッドの上では、上半身裸になった翔の姿だけがぼんやりと映って見える。
しばらくの間、お互い何も言わず見つめ合っていたあと
ふいに翔の手が触れて、思わずピクンと目を押しつぶった。
「怖いか?」
「…へ、いき」
緊張をこらえるようにキュッと翔の背中にしがみつく。
すると翔が優しく抱きかかえてくれた。
「…加奈子」
「…///」
暗がりの中、耳元でソッと低く囁いた翔の声に、心臓がドキドキと高鳴る。
でも不思議と怖い気持ちは感じなくて。
まるで全部をゆだねるように、ふっと瞳を閉じた。
「加奈…加奈子」
「……っ」
ドキン、ドキン…
あぁ
とうとうわたし、翔と…――
「別に、うまくなんか出来なくたっていーし…。
つーかそもそも逆に経験あるっつう方がイヤなんだけど」
「……」
「しらねーよ?マジで。止まんなくなっても」
そういう翔もガマンの限界なのか
今にも余裕のないような、切らした声をしてる。
そんな翔を前に、わたしはまた自分の顔がカァッ…と赤くなるのを感じながら、
こらえきれず自分もとっさにギュウッ…とその背中に抱きつくと、精一杯うなずいた。
「っ、うん…っ」
それでもいい。
今はただ翔と、一緒になりたい…――
「――…んっ、」
天井の明かりもほとんど消して
ほんのり薄暗い部屋の中
ベッドの上では、上半身裸になった翔の姿だけがぼんやりと映って見える。
しばらくの間、お互い何も言わず見つめ合っていたあと
ふいに翔の手が触れて、思わずピクンと目を押しつぶった。
「怖いか?」
「…へ、いき」
緊張をこらえるようにキュッと翔の背中にしがみつく。
すると翔が優しく抱きかかえてくれた。
「…加奈子」
「…///」
暗がりの中、耳元でソッと低く囁いた翔の声に、心臓がドキドキと高鳴る。
でも不思議と怖い気持ちは感じなくて。
まるで全部をゆだねるように、ふっと瞳を閉じた。
「加奈…加奈子」
「……っ」
ドキン、ドキン…
あぁ
とうとうわたし、翔と…――



