「……高橋さんは?
翔くんのことどう思ってるの?
好きなの?」
「えっ…――!」
そんな直哉くんの様子が気にかかって
ときおり向こうを気にしたように見ていると、とつぜん三浦さんから尋ねられた。
思わずドキリとするようなその質問に
わたしの顔が一気にカァッ!と反応する。
「あれっ?高橋ちゃんてばマジで赤くなっちゃって、かっわい~♪」
「こりゃもうガチだなガチ」
「イコール好きって言ってるようなもんだよな」
「えっ…、ちょ…;」
「おい今から乾杯しよーぜ乾杯!
翔の告白が無事実ったことをここにいる俺らで祝ってぇ~」
「賛成!」
「おい翔っ♪よかったな!
高橋ちゃんもお前のこと好きだって――」
「ちょっと待って!!」
わたしの言葉も無視して、勝手に盛り上がり出した男子たちが
今も向こうで黙々とラーメンを口にしていた翔へ呼びかけようとしたそのとき
――ガタン!!
わたしはものすごい音を立てて席から立ち上がっていた。



