修学旅行★幼なじみと甘いキス



「……高橋さんは?
翔くんのことどう思ってるの?
好きなの?」

「えっ…――!」


そんな直哉くんの様子が気にかかって
ときおり向こうを気にしたように見ていると、とつぜん三浦さんから尋ねられた。


思わずドキリとするようなその質問に
わたしの顔が一気にカァッ!と反応する。



「あれっ?高橋ちゃんてばマジで赤くなっちゃって、かっわい~♪」

「こりゃもうガチだなガチ」

「イコール好きって言ってるようなもんだよな」

「えっ…、ちょ…;」

「おい今から乾杯しよーぜ乾杯!
翔の告白が無事実ったことをここにいる俺らで祝ってぇ~」

「賛成!」

「おい翔っ♪よかったな!
高橋ちゃんもお前のこと好きだって――」


「ちょっと待って!!」



わたしの言葉も無視して、勝手に盛り上がり出した男子たちが

今も向こうで黙々とラーメンを口にしていた翔へ呼びかけようとしたそのとき




――ガタン!!




わたしはものすごい音を立てて席から立ち上がっていた。