-10分後-
「んんっ!?おぉっ…!?」
「うまい!」
間もなくして
2班のメンバーが注文したラーメンも出揃い、
ようやくこのテーブルに集まった男子たち全員、ものすごい勢いでガッつき始めたと思いきや
「やぁっぱ本場の味は違うな」
「あぁ俺、修旅が北海道でホントよかった~(涙)」
あまりのおいしさから、クウッ!と涙してまで感激する男子たちを前に
こんな光景はもうずいぶんと見慣れているのか
2班の女の子たちは、半分呆れながらも楽しそうに笑ってる。
「あっはは、男子たちってば大げさすぎー」
「ほんとほんと」
「つうかラーメンなんてどこでも食えんじゃん(笑)」
「ほっんと男って好きだよねぇ、ラーメン」
今も夢中でラーメンを口に押し込んでは、ひたすらガツガツと食に走る様子に
意外にも、まわりは終始にぎやかなテンションの中
ここにいるわたしだけは一人、どこかうまく笑えずにいた。
キャハハ
ウケるー
あっ、おい!おま、俺ん服で目ェ拭くなって!
「……(汗)」
……なんか
なんだろう。
何なんだろうこれ。
昨日あんな出来事があって
絶対、翔とのことをツッこまれると思ったのに
もしかして考えすぎだった…―――?
「高橋さん」



