修学旅行★幼なじみと甘いキス

「あれ!もしかして……1班?!」


くるっとこっちを振り向くなり

突然大きな瞳でわたしを見上げたのは、髪をお団子頭にした女の子。


そのままグッと向けられた人差し指に、わたしはビックリしながらも
慌てて頷いてみせた。


「よかった!この班、女子が二人しか居ないから、そうなのかと思ったよ~」


そう言って、さっきまでジッとこっちを見ていた女の子は
安心したように息をはいたかと思うと

すぐにニコッと笑い、自己紹介してくれた。


「初めまして!同じ1班のあさみです。
あさみって呼んで!」

「わたしは詩織。東中出身です。よろしくね」

「かっ、加奈子です。その…よろしくお願いします!」


まるで夏のひまわりみたく明るい笑顔で
自分の顔を指差したあさみちゃん。


するとそれに続くように
もうひとり、女子で同じ班という詩織ちゃんも、にっこり挨拶してくれた。


このとき。

入学してから初めて
やっと同じクラスの女の子と話しができたことに、わたしの顔が赤らむ。