樹くんは救急車に乗せられて、あたしも一緒に病院に行くことになった。 樹くん… どうか、どうか…助かって… 「樹くん…ごめんね。こんな彼女で…」 あたし、樹くんじゃなきゃ嫌だよ。 樹くんじゃなきゃ幸せを感じられない。 思い返せば、この四年間、あたしの心は樹くんで埋まっていた。 樹くんはいつも、その広い心であたしを許してくれた。 あたしを愛してくれた。 あたしだって、樹くんを愛してた。 でも…「愛してる」って伝える前に樹くんがいなくなるなんて… そんなの絶対嫌!! どうか…助かって…