高校の合格発表の日

「きゃあ」

とか言ってよろこぶ人たちや、

ぐすぐすなく人

306…

3…0…6…

あった…

合格した…

「うそ…」

ダメもとで受験した高校

推薦なんてもちろんもらえなかった

勉強も全然せずに遊ぶばかり

親だって諦めていたはず

私は唖然としていた

受かったという事が奇跡にしかお思えなかった

でも、合格したのは事実

結果はインターネットでも見れる

親はもう見たのだろうか?

びっくりしているはず

今の私の状況

はたから見たら、落ちて驚いている人

にしか見えないはず。

でも、それでもいい

こんなになるほど嬉しかった

ぞろぞろ回りの人は帰っていっている

私もそろそろ帰ろうかな…

帰りの途中本当に子供にもどったかのように

スキップをしていた

こんなにもあこがれていた女子高生になる夢がかなった事

君は自分の事のようによろこんでくれました

~♪

着信

親友の恵美

「もしもし?」

「合格してたねっ!今日はパーティだね」

「まぢでぇ!」

「て事でいつものカラオケでいいでしょ」

「パーティにカラオケぇ?いっつもと同じじゃんかあ」

「金ないんだからいいでしょ」