『・・望。蓮さんって人、好きでしょ!』 『・・・えっ?!』 自分の世界に入り込もうしてる私を一気に現実に戻された一言。 自分の気持ちに気付いてるけど、今日はまだその事は言わないつもりでいたから、綾の言葉に目が泳いだのが自分でも分かった。 『蓮さんに恋してるでしょ!』 念押しされ、顔が一気に赤くなるのがわかった やっぱり綾にはごまかせないな。