必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》




『・・健次と別れたのは一ヶ月位前。
昨日電話口で声がした人は蓮さんって名前で・・。
健次に振られた日の夜、出会ったの。
行くあてのない私に部屋と仕事を用意してくれて、それが蓮さん家の家政婦・・かな?』



私が何か話をする時は、話の途中で腰を居らずに聞いてくれる綾。


質問に答え終えて綾を見ると目を見開き口をパクパクしていて声になってない。




やっと声になって返ってきた言葉は

『・・・はっ???』だった




うん。

その反応・・大正解!!



私が綾の立場だったら今の綾と同じ反応だと思う。