必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》





『ちょっと蓮!聞いてんの?ベット借りるって言って・・あら?』


やっと私の存在に気付いて不思議そうな顔つきで私に近づいてきた。


『・・あなた誰??』



いやいや・・。


あなたの方こそ誰ですか?



なんて聞ける度胸もなく。



『・・牧野望です。』


キレイな顔に見つめられ完全に迫力負けしてフルネームを答える私って・・。



『違う違う。名前を聞いてるんじゃなくて、なんで蓮の部屋にいるの?』


名前を答えた私を更に不思議そうな顔をして聞いてくる。


この人だってチャイム連打した揚げ句に来意も言わずに勝手に上がり込んだじゃん。


『・・えっと・・蓮さん家の家政婦です。』


頭の中で思ってる事なんて、一言も言える訳もなく、相手の質問に答える私は・・根性なしだ