必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》




呼んでもらったタクシーにふらふらになりながら乗り込み、行き先を告げ、そしてため息。


酒の勢いを借りれば何とか気持ちが落ち着き、整理がつくと思ったのに余計整理がつかなくなってしまった。



流れていく景色をぼぉっと眺めていたら、あっという間にマンション到着していて。


気づけばもう部屋のドアの前。


酔っているはずなのにドアを開ければ部屋には望がいる。


自分の家なのに、そう思うだけで妙に緊張する。



ふぅっと一度深く深呼吸をして、いつもは鳴らすチャイムを鳴らさずに鍵をあけドアを開ける





その時
ブーッ、ブーッとマナーモードにしてあった携帯のバイブが鳴ったのがわかった。