惚れたもん負け 【 短編 】




席が隣――――




何の接点もなかった二年間が嘘みたいで。



クラスに行くと、既に澪の姿はあって着席している。



だけど・・・



間違いなく、俺の席に・・・座っている・・・




急に緊張しだす俺の体。


なのに心とは裏腹に。




『そこ・・俺の席なんたけど。』



自分でも想像以上の低い声に素っ気ない態度・・・