――――…長い付き合いになる中で、お互いにブレーキをかける関係は意外に楽で あたし達は、ゆっくりと依存していた。似てるから。その性質が。 どうやっても真っ直ぐになどならない曲がってしまったプラスチックのように。 決して交わる事のない関係。 兄の様に、姉の様に、それでもただの友人の様に。 重ねた年月はお互いの理解は深めたけれど、より一層触れられないと確信した。 あたしが愛しても報われない。 愁哉が、愛してくれれば良かったのか。 そしたら、違う未来があったのかもしれないけれど。