『瑠香、君のその言葉が本音なら、男としてはプライドが許さない』 愁哉が馬鹿に真面目に言う。 嘲笑される事だって想定内で、軽蔑されても構わなかったのに。 『抱かれたい男に抱かれてきたなら後悔するな。』 ああ、この人ったら、 『いつもの様に高飛車に笑え。君はそんな女だろう』 私のプライドを守ってくれようとしているのね。 『…あんたなんか嫌いよ』 『好かれるつもりなどない』 本当に、嫌な男、そう呟くより先に、瞼を透明な雫が覆った。