_________... ガチャ 由香理は片腕に黒っぽいものを引っ掛けて廉の部屋にノックもせずに入った 『お兄ちゃーん、春華さんの服乾いたよー…って あれれ?』 由香理はそれを見て一瞬キョトンとした後 …すぐに笑顔を浮かべた そこには 片手をつないで すやすやと眠る二人の姿があった 由香理は制服をベッドの隅に置くと そのまま静かに廉の部屋を出て行った すっかり雨もやみ 雲の切れ間から差し込む光が 優しく二人を照らしていた