キミがくれた光





憎みたい。


嫌いになりたい。




でも、この涙は後悔の涙。




どうして、素直な気持ちを言えなかったんだろう。


どうして、私も好きだと言えなかったんだろう。


どうして、傷ついてないフリをしちゃったんだろう。






本当は、あいつの隣のかわいいあの子のほっぺたをひっぱたいてやりたかった。



私の方が好きなんだから!!ってあいつを奪って逃げたかった。



そうすれば、あいつは少しは私を見てくれたかな。




わかってる。


勝ち目なんてない。





遊ばれていただけ。



その事実を認めることができなくて……








私はバカで、遊んでばっかりの中身のない女だもん。





誰からも必要とされたことのないかわいそうな子。


誰からも愛されたことのない寂しい子。