「拓登…… 私が生きてることって意味ある?拓登は、私がいなくなったら悲しい?」



「まぁな。お前と俺の居場所はここだから。お前は相棒だから…… いなくなったら俺もここにはいられなくなるな」




「へ~、今日はよくしゃべるね。拓登って不思議」




「今まではいつもお前が泣いてたんだろーが!!泣いてるヤツに対してそんなにしゃべってもおかしいだろ。次に会うときはまた泣いてるんだろうから、今日はいっぱい話そうかなって、さ」





キラキラする。


夜なのに、太陽の光が降り注いでいるような。


信号機の赤が青に変わるたびに、拓登の瞳の色が変わる。



キラキラしてる。


今。