綾の住んでいるアパートの階段にしゃがんだ。 階段を上る綾。 振り向いた綾に笑顔を向けると、綾も照れくさそうな笑顔を向けた。 冬の太陽は、優しい光を届けてくれる。 見上げた太陽は、私と綾を応援してくれているようだった。 冷たい階段が私の体の体温を奪う。 鞄の中からハンドタオルを出して、お尻の下に敷いてみる。 ガタン 扉が開く音がした。 中腰になり、綾の様子を見た。