「ま、いいや。ありがと」



お礼を言う私に拓登は、顔を近づける。



ドキドキする。




「大人になったじゃん」



優しく頭を撫でる。




顔が赤くなる。





昨日よりも、


さっきよりも


ずっとずっと好きになってる。







この想い、どうすればいいんだろう。