キミがくれた光




「今さら、会えねぇよ」



「なんで?」



「もう俺の顔なんて見たくないと思う」



「それって、勝手な想像じゃん」



「彼女だって同じように思ってるかもしれないよ。拓登は私のことなんて忘れてるって。でも、拓登は忘れてない。だから、彼女だって・・・・・・」






拓登を好きにならなければ、多分一生わからなかった。




大好きな人が別の誰かを想っていることはとても悲しいことだけど、それ以上に大好きな人が苦しんでいることは悲しくて、辛い。




拓登が心から笑えるようになるには、過去と向き合わなきゃいけないんだ。



なんて生意気なこと言ってるけど、実際私が拓登の立場だったら、何もできないと思う。





「ずっと俺のそばにいろよな」




甘えるような声で、そう言った拓登は、目が合うと照れ臭そうに私の肩に肩をぶつけた。