―――――――――――――… 夜風がのぼせた頭に染みる。 痛い。 心臓が痛い。 辛い、辛い。 なんで、あの人じゃなきゃ駄目だったんだろう。 優しさなんていらなかった。 もっと初めから突き放してくれたら良かった。なんて理不尽な責め方。 いつだって、冷たくて、優しい瞳にあたしは焦がれていたのに。 追いかけてくる筈のない暗い道は、 まるであたしの今そのもので、 切ない体事 消えてしまいたい。