部長の言葉は、ギュウと掴まれる様に体を強ばらせて、カタカタと崩れていく。 「勝手な…人」 本当に、勝手。 「…感情はいらないと言った筈だ」 どれだけ冷静で冷たい瞳を突きつけても、 「…馬鹿に、してるんですか」 あなたみたいな人知らない。 「そんな事で、あなたの事最低な人間だと思うと思ってるんですか?」 思える訳ないじゃない。 「温度は冷めてないのに」 「あなたを好きな気持ち、馬鹿にしないで下さい」 あたしは精一杯、部長を真っ直ぐ見つめた。