「多少酔ってます。だけど…本音です。」 自分自身、こんな性格知らなかった。こんなに強引に求めるなんて思わなかった。 好き過ぎて仕方ないなんて、 こんな感情知ると思わなかった。 「…冴木」 押し黙った、部長の声に八ッとする。 部長は、その真っ黒な瞳を揺らす事なく、あたしを見つめる。 駄目、 いきなり体の熱が冷めていくのを感じて、 逃げ出したい衝動に駆られた。