たどればたどるほど、涙花との思い出ばかりが脳裏をかすめる。
かすかなことでも、どんなことでも


涙花と一緒だった、あの頃。


爽思うと、涙が溢れる。
泣きたいって思うわけでもないのに


涙花ともう会えない



涙花という人間は、俺の心からいなくなる





それが、俺を一生苦しめるだろう。


「-…涙花」




本当に好きだった。






大好きだった。




どんなときも、




いつでも






涙花と共に過ごした。





ー…一生に一度の初恋












俺は、絶対に忘れないだろう。