「カイには七海さんがいるんじゃ……」 カイの胸をそっと押し返して、カイを見上げた。 だって、そうでしょ? 七海さんはカイにとって大切な人でしょう? 私を好きだなんて何かの間違い…… カイがふっと口元を緩めて私の髪を優しく撫でた。 「七海はね、俺の妹」 ……へ? 妹?? 「う、嘘」 ぽかんと口を開けていると、カイがくすくすとおかしそうに笑った。 「確かに妹だよ。双子のね」 謎は解けました?と私をからかう。 私は恥ずかしさに頬が熱くなっていくのを感じて両手で頬を覆い隠した。