えぇ!?
いやいやおい!!
なぜこのタイミングで泣くんだよ!?
泣かせるようなこと言ってねーだろーが!!
だけどイブは俺の胸にうずくまって声を押し殺して泣くばかり。
「…うぅ…っ!…っ!…だ…って…私…は…っ」
…あぁ…。
なるほど…。
俺はそっとイブを抱きしめた。
「確かに……俺はお前と一緒の時間は生きられない。必ずお前よりも先に死んじまう。
けど、約束するって言ったろ?
俺がいなくなった後もお前を独りには絶対させない。
その為にも…必ずこの街を作り替えてやっから。
お前と、お前の仲間がみんな笑って暮らすことができる街に」


