「だからね。私も一つ言ってもいい?」 「なんだ?」 「どうしてあなたは、その優しさを自分自身に向けようとしないの?」 え…? 「あなたは毎日、自分自身を自ら傷つけてる。それは何故?」 そ…れは……っ。 「松希。私、さっき松希が言ってくれたこと、本当に嬉しかった。 私は…ずっとこの街に一人ぼっちで。 …寂しかった。悲しかった。 ……けれど。それも覚悟で私は決めたの。自分のなすべきことをやると。 例えそれがどんなに辛くても、私は私のできることを精一杯頑張ると」