静まり返った倉庫の中、取り残されたのは俺とイブ。





「…イブ……お前、何者なんだ…!?」



「ケガは大丈夫?早く手当てしないと…っ」



その言葉通りイブの手には絆創膏が。





「それより俺の質問に答えろ。お前は…一体何なんだ!?なんでここがわかった!?なんで俺がボコられるってわかったんだよ!?」




俺の叫びが倉庫内に木霊する。



冷静さなんて俺にはなかった。



さっきまでの光景が頭に焼き付いて離れない。




イブ…お前は…。




お前は一体…っ!?











「…私は…………魔女よ」