睡魔と格闘しながら(格闘ってか後半負けたけど)、ようやく鳴り響いた授業終了の鐘の音。




その鐘の音が鳴り終わらないうちに俺は教室を後にした。






もうすでに限界だ。




次の授業は数学だし。





現国の次数学って拷問以外の何ものでもない。







昨日見つけた(てか、ケンカした)体育館裏に非難することにした。





昨日のヤツらも懲りてるだろうしな。




もうあそこには戻ってくるまい。









…なんて考えが甘かったということに気づくには、時間はかからなかった。