【星を眺める少年ー2】

祐平が毎日決まって眺める星。



地球からは何万光年とかかる、遠い遠い遥かな地………




それは、どんな所かと言うと…






………







その星には空気があり、地球よりやや濃厚。
温度は常に暑く、ジャングルに埋もれた緑の星である。



そこには地球と同じく生物が生きており、人類にも似た知能の高い種も存在した。


そこで生きている種には、いくつか村があった。


村はジャングルに囲まれ、暑さのせいかワラや竹で作ったテントのような家が多い。


しかし、その村のほとんどが見る影もなくボロボロになっており、ほとんどの家は、何か鋭利なもので切り刻まれていた。


この星に17年前悲劇が襲った。



それは……