先生がいた。


目があう。
優しい目だ。

照れる。

「惚れちゃっただろ?」
「ばーか。」

離れたくないけど、まだ次の授業があるから教室に戻らなきゃ。

先生の歌声が頭から離れない。

はー・・・。
わたし、確か先生のこと諦めるって決めたはずなんだけど。

毎日毎日好きになっていくよ。