(頭が熱い…。)

やっぱ好きなんだ、日向のこと…。
でも、あずの事もあるし。

どうすればいいんだろう?
この想いは伝わる?

モヤモヤする。胸が熱い。
日向はどう思ってるのかな?


「あっ!」
日向にお礼、ちゃんとしていない!
今なら居るかも、ロビーとかに!

ちゃんとお礼しておこう!

私は、ベッドから飛び起きてロビーに向かった。
日向の姿を探す。

(居た!!)

「ひな…」


『日向っ!久しぶり。』
「あ…。」

私は言葉を失った。

すぐに聞こえたのは日向の声だった。


「おう。