いちごの恋~恋した相手は先生~



翌日、校門に立つ新垣先生を見つけた。



私の心の中にある先生への気持ちは消えるどころか

どんどん大きくなっていた。




ドキドキしてる自分が許せなくて、

気付かないふりをして通り過ぎた。



絶対に見てる。


先生は昨日の私を心配してる。






「おい!!沢渡!」



聞こえなかったことにしよう。


大きな声を無視して、走り出した。




ごめんなさい、先生。


先生は何も悪くないのに…




私は


誰からも教えてもらっていないからわからないんだ。




この恋の解き方が…