「先輩?固まりすぎですよぉ!!」 新羅は私の脇をくすぐった。 くすぐられたことで、笑顔を取り戻した私は言った。 「知らなかった!頑張って!!新羅のこと応援するよ。」 ばかだよね。 でもさ 他にどうすれば良かった? 私も好きだから!ってライバル宣言すればいいの? 新垣先生なんてやめときなよって言うの? 彼女いるんだからあきらめれば?って… 言えないよ。 新羅… 久しぶりの恋だもん。 新羅の涙いっぱい見てきたから… 私は、応援したいんだ。