――――――― ―――――――― 「いったー‥」 夕月さんは右頬をさすり続けている。 「べつに叩かなくても…」 うう… そうだけど… どうやら夕月さんはソファで寝てしまった私をベッドまで運んでくれたらしい。 寝てるときとはいえ 抱えられたなんて恥ずかしい! 重いのバレたし! ダイエットしろなんて…デリカシーナシ男! 「ビィ」 夕月さんが私を呼んだ。 恐る恐る振り返ると、夕月さんはもう違うことをしていた。 「昼食何食べたい?」 楽しそうにエプロンをつけながら尋ねる。