秘密の鎖


私の顔が熱くなる。


夕月さんのタオルを持っていない方の手がゆっくり滑って、プチン、と私のブラウスの一番上のボタンを外した。



………、



外した!?



「……ちょっ…!?」


我に返った私は次のボタンに指をかけた夕月さんの手を掴んだ。


けれどもそれはやんわりと押し返されてしまった。


長くて綺麗な指が唇に当てられる。


「黙って……」


「………」


少し身を屈めた夕月さんの瞳が至近距離にあって、ごくりと唾を飲んだ。



この瞳に見つめられると動けなくなる……



まるで私の反応を楽しむかのように、ゆっくりゆっくりボタンを外していく。



心臓がバクバクして苦しい。



最後のボタンを外したとき、私を隠していた布がパラリと消えて下着姿が顕になった。



恥ずかしい、と思うのに縛りつけられたみたいに動けない。



床に膝をついた夕月さんが私のお腹をペロリと舐められて、ビクンと体を揺らすと夕月さんが上目遣いに私を見上げた。


「コーヒー味」