試合を見てるあたし達の背後から、甲高い声が聞こえた。 「斉藤さぁん?」 あ、この声… 藤沢ファンの人だ。 「はい?」 「あたくし、見てしまったんだけど。どうしてただの差し入れのはずが、あんなサービスなんてしてるんです?」 「それは…やれって言われたんですもん」 「なんですって?!あなた、藤沢先輩の何ですの?」 「…後輩ですけど」 ウザイな。いい加減。