大好きな君にエールを






あたしはフンッと言い、大塚くんを見た。だけど…


「やっぱり彼氏いましたかーっ」


と笑っていた。え?こういうのってショック受けて、諦めるパターンじゃないの?


「あ、あの…大塚く…」


「麻帆さんの彼氏って、俺たちと同じ学校ですか?」


そしてイキナリ質問をしてくる大塚くん。あたしは少々パニクりながらも答えた。


「ううん…他校」


「他校かぁ。ここら辺だったら…西高か谷高ですか?それとも…」


「ここら辺じゃないよ。県外」


自分で言ったくせに、空しくなってしまった。県外…ただそれだけの言葉なのに泣きたくなる。


「…イコール遠距離ですか?」


「うん、それ。とにかく遠距離だけどあたしには彼氏が…」


「遠距離なら俺に可能性アリアリじゃないっスかー!」



…はい?


大塚くん人の話聞いてました?