ひーちゃんは笑いながら溺愛してるねと言った。で、溺愛って…。
「でも、良が麻帆に興味があるのは一時的なんじゃないかなー」
「やっぱりそうだよねっ?」
「今までの良の恋バナを聞く限りね。だけど、今回はあのビデオを見てから、約1年間も想い続けてるからなぁ…」
そこまで言うと、チラッとあたしを見るひーちゃん。まさか大塚くん…
「今回は本気かも」
「嫌だよーっ。どうしよう、ひーちゃぁんっ」
あたしはひーちゃんにすがりついた。ひーちゃんは優しく頭を撫でてくれた。
「とりあえず、荒嶋くんっていう彼氏がいることをキッパリ言うべきだね。それが解決へ繋がる道かもしれないからさっ」
あたしはひーちゃんのアドバイスにうんうん頷いた。


