大好きな君にエールを






ひーちゃんは興奮しながらあたしの肩を叩いてくる。何度も思う、好きな人と話せるひーちゃんが羨ましい。


「でねっ、貸したらサンキューって頭撫でられたぁ♪」


あたしの気持ちなんて知りもしないひーちゃんは、完璧乙女モード炸裂。あたしは相づちを打つ。


「…麻帆どーした?いつもは一緒になって喜んでくれるのに…元気ないよ?」


やっぱり気づかれちゃうね、ひーちゃんは。あたしは大塚良くんという男子に告白?されたことを言った。


「そのコって1年生だよね!?」


「…ひーちゃん知ってるの?」


「あたしのいとこだよっ。結構カッコいいコでしょ?」


カッコ良かったのかな?あたしは記憶が曖昧な大塚くんを思い浮かべた。んーどうだったかな?


「もしかして荒嶋くんしか頭に無かった?」


「そのとーり。大塚くんの顔が思い出せないやっ」