大好きな君にエールを






そして3週間はあっという間に過ぎていき…いよいよ開会式が明日に迫った前日。


練習を終えた俺は、『少し練習しないか』と永松を誘った。永松からは『近くの河原でするつもりだった』と返事が来た。


俺と永松はみんなと別れ、河原へ向かった。夕焼けがまだ広がる空が河原への道しるべとなっているみたいだ。


俺は永松を見た。いつもと変わらない表情だ。


「なぁ永松、緊張しないのか?」


「…お前と練習するのに緊張するとでも?」


「違う違う。予選のことだよ」


開会式が終わった次の日に、俺達は試合がある。その試合で永松は必ず、投げる。



永松は…花龍のエースなんだ。



監督がいつ永松を出すかわからないけど確実に試合を出来るんだ。