い…言った。俺は言ったぞ。まだスタメンは発表されていないが、もしかしたら出られるかもしれないんだ。
「…バーカ」
麻帆がクスクス笑いながら言った。
「応援するに決まってんじゃん。だから試合に出たら活躍してよ?あたしが応援するんだから!!」
なぁ、麻帆…お前がずっと傍に居てくれれば、勝てる気がするのは俺だけかな?
────…
「ラブトークはどーだったか?」
ボックスから出てくる俺を見るなり聞いてきた永松。
「ふふっ。秘密♪」
「…協力してやってんのに」
「悪い悪い。楽しかった!」
「言わなくても顔に出てる」
空に出ている一番星が、俺たちを優しく見守っていた。


