「え!プレゼントっスか?何ですか!?」
はしゃぐシゲさんに先輩は、
「これだっ!」
そう言ってプロレス技をかけた。
「う、うぎゃっ!?なんてビッグなプレゼントー!」
「康也ばっかり見ないで、真面目にストレッチしろ!」
そして、シゲさんは先輩にプロレス技をかけられたまま説教をされるハメに。
それには部員全員、大爆笑。
やっぱり雰囲気を変えてくれるのは、シゲさんなんだ。
普段も、マスクをかぶった時も。
実は、シゲさんはキャッチャーをしている。
シゲさんは2年にして、3年のキャッチャーをはるかに上回る腕前。
ちなみに俺も、中学ん時にキャッチャーをしていたけど、シゲさんにはまだまだ届かない。


