爆走★love boy

「い、今学校じゃん」




「関係ねぇだろ。


今、亜美の頭ん中整理しなきゃ、またすぐに諦めるだろうが」



先輩の鋭い突っ込みに、下唇をかみしめる。



「亜美、元彼と別れるときだってメールだったよね?


たまにはちゃんと行動しなきゃダメだよ。じゃなきゃ、本当のことなんてわからないよ」



ナナミが、優しく包み込むような口調でそう言った。