爆走★love boy

慌ててあやまると「そうじゃないよ」と、ナナミが静かに言った。



グラスの中のクリームソーダはもう全部飲み干されている。



「元彼のこと、ちょっとよく思いすぎなんじゃないの?」



「え……?」



「完璧な人なんていないよ」



その言葉に、私はコンビニで女の子と話していた雅紀君の姿を思い出す。



それだけで、まだほんの少し胸の奥がうずく。