そんな中、背の小さい私はクラス表が見えなくて後ろの方で押しくらまんじゅう状態だ。



「亜美、大丈夫ぅ?」



「だ、大丈夫……」



全然大丈夫じゃない。



窒息する!!



そう思いつつも、前の方にいるナナミに少しでも近づこうと必死になる。



「あ! 見えた!」



「え? クラス表見えたの?」



「うん。 亜美とあたし同じ1年D組だよ、やったね!」