爆走★love boy

「雅紀君……」



あ、また思い出して涙が出そう。



そんな自分をかき消すために、私は勢いよくベッドから起きてカーテンを開けた。



太陽はずいぶん高くまで上がっていて、どれだけベッドでウダウダしていたのかわかった。



「今日はなにしよっかなぁ」